正式にバイトを辞めました。

店長はわかってくれて
辞める私に
「頑張れよ」って言ってくれた。

涙が止まらなかった。
ぼろぼろに泣いてしまった。

話したのは電話だったけど
店長の顔が浮かんだ。
きっと今こんな顔してるって。
そう思うと急に懐かしくて
自分がこんな状態なのを悔やんだ。
私が元気で普通の子だったら
続けられたのに。
もっと役に立てたのに。

店長は
「要らない人間なんて居ないんだからな」
と言った。
私の場所を考えてくれていた。
私に仕事を与えてくれていた。
私を人として見てくれた。
神経質で女好きだけどいい店長だった。

電話するのに緊張してしまって
夕方過食してしまった。
人と面と向かうのは結構怖い。

お店の事を考えるとやっぱり涙が出る。
店は私にとって全てだった。
私に初めて居場所を与え、仕事をくれた。
病気のことも理解してくれた。
厳しくて口の悪い人ばかりだった。
競馬やパチンコばかりの人
大酒飲みの人
キレやすい人
学歴のない人
普通の会社では就職が難しい性格の人
人の上に立ちたい人
すぐ文句を言う人
愚痴を聞いてくれる人
いつも心配してくれる人
娘のように扱ってくれた人
姉のように慕ってくれた人
頭を撫でてくれた人
冗談を言ってくれた人
車に乗せてくれた人
食事につれて行ってくれた人
入院中お見舞いに来てくれた人
うちに来てくれた人
漫画を貸してくれた人
カラオケに行ってくれた人



学校よりも居心地がよかった。
初めて確立された居場所。
私の居ていいところ。

恋を教えてくれた。
憧れを教えてくれた。
社会を教えてくれた。
大人を教えてくれた。

生きることのたくましさ。

私は何度大きな声を出して笑ったことだろう。
あの汚い倉庫に入ることはもうないんだ。

振り返ると思い出ばかりで
自分の今の体が恨めしい。
私は何故働けないのか。
意欲があってもついていかない。
この肥大した体。
それでも
太った私を受け入れてくれた最初の場所。
働けるようになったら
またきっとこの店に戻るだろう。
店長は
「俺が面接してやるよ」
と言ってくれた。

病気がなくなったら、店に戻ろう。
今度戻る時は、病人であってはならない。
長期間休んで
今度こそ本当に治そう。

でも今は泣きたい。
久々の更新です。

状態は劣悪です。

過食。幻聴。リスカ。

おまけにもっと厄介なのが感情の不安定。

最近常に興奮しております。

すぐキレたり、すぐ元気になったり。

そいでもって落ち込んで、鬱になって、過食。

大分前ですがカウンセラーにリスカを告白。

手紙だけ書いてお母さんにもってってもらった。

先日電話が来たらしく、セラピーは中止。週末に手紙が来るらしい。



それはまぁ置いておいて(置いておくなよ)

Nさんにカッター取り上げられたのにまたリスカ。

しかも耐えられなくなって(一体何に)Nさんに話す。馬鹿極まりない。

その時私は若干興奮状態・自暴自棄気味で。

「悲しいよ」と苦笑しながら言ったNさんに

「腕を切るって悲しいですか」とかいう意味不明な一言。

その日はカウンセラーに手紙を渡した次の日で。

もう私には誰も居ないとか思っていて。

Nさんも捨ててしまおうかと思っていたくらいで。

そして私の本心ではない思い通りに彼は離れていった。

ほとんど話してくれなかった。

彼にとって私は、大変意味不明で邪魔な存在なんだろう。

私は今までどれだけ迷惑をかけてきたか、その行為でわかった。


今さっき切ってきたなんて話聞いて、耐えられるわけがない。

しかもそんな話誰にも相談できないだろうに。


昨日母に全てを話した。父の誕生日だったというのに。

母はリスカをしていることには大して驚かなかった。

でもNさんの事を話すと

「あんたを治してやりたかったんでしょう」

と言った。

「あんたを治してやれなかった事に無力感を感じてるんでしょう」

と。

確かにその節が、なかったとは言えない。

でも私はきっとまた、仕事をするとパニックになってしまう。

入り混じった声が聞こえ始まると、もうどうにもこうにもならないんだ。

そして切ってしまう。

私はもうそんな自分が嫌だ。こんな自分捨てたい。

とりあえず主治医の所に行かないとどうにもこうにもならない。

昨日診察だったのに激鬱で動くことも出来ず。

土曜日診察だからそれまで待つしかない。

バイト先にはお母さんに連絡してもらった。

店長の声を聞いたらきっとひどい罪悪感が襲うから。


とりあえず入院したい。病院が完全な逃げ場になっているんですが。

でも家に居たら過食・リスカのエンドレス。

弟が今朝、私の部屋に来て

「姉ちゃん。頼むから自殺だけはしないでくれ。

 姉ちゃんが死んだら悲しむ人が居るの忘れるなよ。」

と泣きながら言った。

多分今朝の母と私の会話を聞いていたんだろう。

高校3年になる弟が、泣きながら言った。

どんな思いで聞いていたんだろうか。

弟と妹はどんな思いで狂った姉を見ているんだろか。


私は周りの人々の幸せを心から望んでいるのに

自分の手でことごとく壊していく。

だから私の周りには人が居なければいい。

私はみんなが大好きなのに。
何で女子十二楽坊かってーと、胡弓がうちに届いたから。

楽器本体とビデオ合わせて4万。安いもんですよ。

ラッパなんてまけにまけてもらって10万。ちなみに中古ですよ。

ホルンのメーカーの、ホルトンというとこのラッパで、最高に癖が強い。

大分苦労しました。そんなに嫌いではなかったけど。

ラッパはやっぱり王道でヤ○ハがいいそうです。ゼノって種類。

私と一緒にやってた子たちは大概それでした。

まぁ楽器の話はどぉでもいいとして。



カッター没収(馬鹿

もう駄目そう。

そう言ったらNさんが

「ヤバい?切っちゃ駄目だよ」

切りそう。駄目。しんどい。

「カッター貸して」

渡す。

「預かっておくから、落ち着いたら返すよ」

と。

でも結局駄目そうだったし、返してもらったら私は明日切るだろう。

明日はNさん休みだし、私の不安定さを相手してくれる人いないから、もう完全没収になりました(笑

ちなみに自傷用のみですよ?仕事用のは手を切るにはあまりに切れなさすぎる。

いやいや、これで彼は3本カッター持ってることになるんですよね(笑

普通に1本。なくしたと思ってたけど後から見つかった1本。私の1本。カッター持ち。

というかアフォだろ(笑)店ん中でこんなことしてるのって。

こんな店員見たら言って下さい。ふぃですから(意味不明






私は失敗とかがやっぱり許せなくて。意味不明な完全主義。

失敗したりお客や他の従業員に迷惑かけたりするともう切りたくて切りたくてむずむずしてしまう。

それで解決するわけじゃないし、逆に落ち込むのわかってるけど。

でもここのところ切りすぎで、腕に何か掛けるだけで(例えばカゴとか)かなり痛い。

薄い傷なんかはざらざらするし。はぁ。馬鹿。



明日は高校のラッパの人たちと飲み会です。嬉しいんだか悲しいんだか。

ホームページビルダーをもらうのでまたHP再開するかもしれません。多分。

っていうか日記だけ書いてたらHP作りたくなった。



4月はかなり出勤です。嬉しい嬉しい。


何か今日の日記意味不明。

血のにおい

2005年3月26日 バイト
生理です(意味不明)

最近5時になるとお腹が痛くなるから夕暮れ症候群かと先生が疑っていたんですがただの生理ですね(死



今日は延々品出しとサービスカウンター。

いや、いいんですよ別に。今日は大して虚無は感じておりません。

Nさん居たし。彼が居ると違うなぁ。

最近の調子を聞かれたので

パニくる・落ちる→切るを明るく楽しく(意味不明)話しました。

頭をぐしゃぐしゃにされました(笑)

「カッターとりあげるよ!!」とか言われました。
 ↑仕事出来ないよ(品出し)

挙句の果てに後を付けるとか言い出しました。

「女子便に逃げ込みますよ!」って言ったら

「中まで入る」とか言いましたよ。ヲィ変態33歳。

「ずっと追ってく。目離さない。」とか、お客さん居たのに平気で言うからね。イシキシテネ==!

いやいや、そういう点で意識してないのはもういつものことだし慣れたし。

お客さん焦るし。普通に中央通路で頭ぽんぽんとかやってる従業員。


ってか今日バイト遅出だったのに朝から行っちゃったし。お陰で残業(死滅)

お陰で(?)過食。

チョコ1箱(189kcal)
スティックドーナツ1本
カステラ1切れ
カレーの汁だけ多分1杯半くらい

うぅ・・・・・・・・昨日も過食してんのに馬鹿すぎる。



あと携帯サイトで友達になった子と電話。楽しかったvv

同じボーダーの子。話したらちょっと気持ちが上向いた。

あのままだと帰ってからまた切りそうだったから。

最近肌身離さずカッター(自傷用)を持ち歩いてる自分・・

そろそろNさんに取り上げられそうな気がしてきた(そんな勢い)

ゲップしたら(汚)ゲロ上がってきた(激汚)・・うえ。吐けばよかった(飲んだ/死滅)


でもこういう事ってあるよね(お前だけだろ)



私はただ病人でありたいんだと思った。

ただ楽な、そこは守られた領域だから、場所に居たいだけで。

切ることを止められるのかどうかは怪しかった。

そろそろ暑い。店の中で走り回ってるなら尚更。

腕をまくる。生々しい傷(何せ毎日やってますから普通に生傷)

オークションでリストバンド買ったら短かった・・あれ長いヤツだと思って買ったのに!!!ムカつく!再出品だよ!!

というかこれから半袖になったら真面目に危険。

流石に何だコレって事になるよ。

止めないと。でも止められるか。

切る理由などわかっている。

私が病んでいる証。弱い証。見捨てないで居てほしいという病理。

一言で言うとただの馬鹿。ガキ。なんだけど。


泣いている子供を見ると、急激なフラッシュバックが起こる。

パニック。自分と重なる。


私はまだ子供。今年20なのに子供。泣いている小さな子供と全く何も変わらない。

寧ろ彼らのほうがましだ。正しい表現法を知っているから。

私はもう涙も出なくなった。半落ちを見ても泣かなかった。

私の感情はどこへ行ったの?
わぅわぅ。

毎日切っておりますとも。

カウンセラーには秘密です。

カウンセラーは主治医に
「ふぃさんに薬は出さない方がいい」と言っているようで。

それは私が病人というレッテルの元に安心感を覚えるからで。

だから病名の告知もされないようで。


境界性人格障害の診断は大分前から出ていたことが判明。

(なんとカルテの表紙に書いてあった!)

先生の字が汚いのが役に立ったね!!!(笑

私の病名は

・摂食障害
・境界性人格障害
・不安何とかかんとか(これこそ解読不能)

でした。

しかしちゃんと病名ついてるのに薬くれないなんて

治す気ないのかコラ。



バイト行きましたよ。

やっぱり私何も出来ず。もう駄目駄目。

それでも店長が、私に24部門(日用品の中の消耗品系)を任せてくれると言ってくれた。

というかNさんと決めたらしいんだけど。

24部門は店の日常的な売り上げのほとんどを占める。

例えばシャンプー。入浴洗剤。住居洗剤。食器洗剤。生理用品。化粧品。

そんな大きな部門をやらせてくれると言ってくれた。

1冊のノートをくれた。

「通達を見てこれにいつ・何が入ったり返品したり棚替えしたりするか書きな」

ノートには1年分の日付が載っていた(つまり巨大手帳)


店長に、Nさんに感謝した。

気分の浮き沈みが激しく、常にメンタルケアをしなければいけない小娘にここまでしてくれる。

私は店に沢山の事を求め過ぎていた。でもこの店は、私の欲求をかなりの率で満たしてくれた。

この店でバイトできてよかった。

この店をリハビリに選んでよかった。


それでも切ってしまう自分。

喜びと裏腹に、不安とどうしようもないストレスと怒りがある。

自分に対する怒りが最近は大半を占める。

脳が活発に働かなくなってきた。悲しいくらい。

パニックになって、自分が何を考えているのか全くわからなくなってしまう。


今日走っていたら自傷用カッター(死)を落としてしまった。

それでも5分後には購入していた自分。馬鹿すぎる。


私はどうしたら幸せになれるんだろう。

いつになったら明日も生きたいと思うんだろう。

明日胡弓の教室に申し込みに行く。三味線よりこっちに興味が湧いた。

剣道もやる予定。ちょっと趣味を見つけよう。

どうせフリーターなんだ。ぷらぷらいこう。
1日働けました。頑張ったかもね、自分。
途中でキタけど。でも泣きもせず、逃げもせず、私はひたすら見捨てられ不安の中を悶々と彷徨ってた。

Nさんが私を見捨てるという不安は日々募っていく。
募っていくなんて綺麗に書くのはやめよう。肥大している。

私達は多分、察しのいいおばちゃん達からしてみたら「男女」だろう。
状況としては「兄妹」だけれども、バイト友達のOとY君の間の「友情」が認知されなかったように
私達も周りにしてみたらちょっと親しい間柄みたいで。

昼ご飯を食べに行く時間、彼は私に休憩に入る事を勧め、彼自身も煙草を吸いに事務所に戻った。
私達は同時に事務所に戻り、同じ銘柄の煙草を吸い、群れから外れて立ち、二人だけで会話をした。
というか、今日の昼食の時間はKさんも一緒だったから気も空気も重くて
ふぃ達とテーブルについている3人とは異質な空気が漂っていた。

Kさん・・というか、もう他の人によく思ってもらおうなんて考えるのはやめた。
無理すぎる。
真っ当な大人は
「しっかり療養して病気を治せ。ここは治療所ではなく仕事場だ。心のケアまでしてやらない。」
と思うだろう。
Kさんはうちの店の中ではある点大人だから、
そういう意見を他の人に話しているだろうことは察しがつく。
そして私とNさんがほとんど一緒に行動しているのを見て一番不快なのはKさんだろうと思う。

私達は大人ではなかった。
未婚であり、親元で暮らし、アルバイトという立場に居る。
また、精神的にも大人になりきれておれず、私達は「子供」の部類に分類される。
私とNさんは、「歳ばかりくった子供」の典型例だ。

別に私達は無駄に喋って一緒に居るわけではない。
寧ろほぼ全部仕事絡みの内容で一緒に居るようなもんだ。
私は知らないことを覚えようと彼の後を追うし、
Nさんは私を心配して(わかるかどうか)やってくる。

微妙な関係。


微妙。


てっぺんに居るみたいに不安定。




私が女として接することはNさんにとって嫌なことだろうと思う。
(昨晩てるてる×少年を読んだ。しの姫はある点で私に似ている)

だから私はこう言うの。
「私Nさん大好きだからいないと何も出来なくて帰っちゃうかも」

「兄離れできなくてすいませんねぇ」

こう言った時、倉庫であるにも関わらずNさんは思わず周りに人が居ないか注意を払った。
(無論大好きなどと言ったから)
私達はしょっちゅうひっついているけれど、それを具体的に言葉に表したことはない。

それは対人関係に恐怖を感じるが故の、臆病な私の、彼の、唯一の手段なのかもしれないと最近感じる。

私は中学高校と、好きな人が出来るとほぼ必ず相手から「言葉」にさせた。
態度は私の方がバレバレだったけど、私は「言葉」によって位置づけることを出来るほど自分に自信がなかったので
決定的な一言は相手から言わせるという最悪の手段をとってきた。

でも今回の場合、相手から言ってもらうことは期待出来そうにない。
どんなに私が頑張ったとしても。

だから私は宙ぶらりんの不安定な状態のまま、悶々と過ごしていくしかない。
私は言葉にするのは怖い。無理だ。だったら行動で示した方が何倍も楽だよ。

Nさんは倉庫で夜、私の「オチた」状態に気付いた。
「どうしたの?大丈夫?」

「キテるの。不安。」

「何の不安?」

「見捨てられ不安。」

「誰に?」

「Nさん」

「俺?俺見捨ててないよ。」

ふぃさんの言う「見捨てる」が何なのかはわかんないけど、と。

俺は見捨ててないよ、と。

私はこの会話中ずっと彼の肩にひっついていた。

この優しさは私を見捨てる。

この男は私を見捨てる。言葉でつながない限り。

わかっていた。そんなことは。
でも出来ない。私にはそんな力どこにもなかった。

きっと今、私の発する言葉が否定され、彼との間に気まずい空気が流れたら私の情緒不安定さは更に波を荒立てるだろう。
私は自分の身を護る。必ず。

だから口からいつも飛び出そうな言葉は絶対に胸に秘めておくの。

帰り、Nさんは隣り駅の私の自宅まで車で送ってくれた。
以前Hさんの旦那さんやKさんに送ってもらったことはあったが
みんな駅までだったし、流石にコレは・・と思い断ったけれど
彼は断固として家まで送ると言い張ったので折れた。

私我慢してるんだけど?

もうこの優しさを手放すことなんか出来やしない。

私もう完全に好きになってしまったのだけど。
久々のネットで書く文章。

いてぇ。


でもPCに向かってる時の方が正直に言葉が出るから、ちょっと試してみた。

連日続く過食。でもダイエットの薬を飲んでるから別に大して太らずに済んでる。
それだけが有難い。

今日は朝も昼も食べず、夕飯だけ食べたら食べ過ぎた。
カレーのルーをもう1杯と昨日のおかずの八宝菜をつまようじで食べた。
私はいつもつまようじで食べる。
小さなスプーン。
小さな茶碗。
大きなものは怖いから。小さいもので満足したいの。

バイト中泣いた。

ひどい幻聴。頭はぐらぐら。
昼ご飯を食べている(ふぃは食べてないけど周りの人は食べてる)時から明らかに調子が悪いのはわかってた。

Hさんの旦那さんは、私の病気の事もわかってくれてると思ってた。
だって以前精神科かかってたわけだし。
で、この前腕に切り傷があるのがバレた。

いつもの調子で
「お前まさか腕切ってんじゃないだろぉなぁ?」
って。
だからあははって、笑って返したのに。いつもと同じだったのに。
Hさんの旦那さんはそれからふぃと顔をあわせなくなった。
以前はあんなに親しかったのに今では嘘みたい。
目の前に座ったって、ふぃなんか居ないみたいだった。

それから事務のKさん。
入院してる時も心配してくれてお見舞いに来てくれたし、一人暮らししてる時も遊びに来てくれた。
でも今何か違う。怖い。
親しさを感じる前のKさんに戻ってしまった。


ぐらぐらぐらぐら。

いっぱいの声。お母さん。

正直私には場所がなかった。
多分T村さんに言ったら社員さんを通して「帰宅」命令が下る。

違う。私がほしいのソレじゃないの。

家に帰っても場所はない。病院行っても意味ない。主治医居ないし、居たところでどうにもならない。

「私は軽症患者」

幻聴が最高潮に達した時、Nさんが来てくれた。

彼だけだ。今の不安定なふぃを支えてる。どんなに調子が悪くても「帰りな」と言わない。


「ダメっぽい?」
「いっぱい。いっぱいキテる。」
「何か言われた?」

それからHさんの旦那さんのこと、Kさんの事とかを話した。
しかも話し方がおかしい。まとまってないしチグハグ。

「私気持ち悪いの。みんな私を見捨てるの。お母さんと一緒。」


店の中で、店の奥の方の客足の少ない04部門の弁当箱売り場。
それでも店の中央通路のすぐ脇で、誰か来たらバレてしまう。

そんなところで私は泣いた。

彼は私の頭を撫でた。
泣かないで〜と笑いながら。私の好きな笑い。

Nさんに頭を撫でられながら私は泣き続け、やっぱりよくわからないことを話し続けてた。

「だってみんな私を捨てるの」

途中でお客さんに呼ばれて、彼はまた戻ってきた。

立ちっぱなしのまま私の頭を引き寄せる。周りから見たら変なことしてるみたいな構造だった。
私は彼の腹部くらいにぼろぼろ涙を落とした。

見上げると笑ってた。

「考えすぎ。それだけ悪い方にいっぱい考えられるならいい方にも考えられる力あるんじゃない?
あぁ、考えられないくらい仕事あげよっか?またいじめとか言わないでよ。」

私が落ち込むと「考えすぎ」「泣かないで」「頑張ろう」「無理しないで」「何かあったらすぐ呼んで」っていつも言う。

こんな調子なので私はNさんが休みの時はすぐに調子を落とす。
正確に言うと居ても落ちるんだけど誰も上げてくれないというか上げるパワーをくれない。
「帰ってゆっくり休みな」は私にとってほしい言葉じゃない。

Nさんは最近私をあやすコツを掴んだらしく(謎)仕事を沢山くれたり、何かを任せてくれたりする。
「場所がない」と言った私に唯一の場所をくれる。

ねぇ、あなた辞めたら私どうしたらいい?
いつも思う。別に彼氏でも何でもないから、ずっと私の近くに居るわけじゃない。
私の気持ちなんてとっくにばれてるだろう。

だってこんなに必要なのに、必要じゃないって叫べる?心が。
腕切ったって、病んでたって、過食したって泣いたって、死にたいって言ったって「大丈夫」って言ってくれるのはもうNさんしか居ない。
でも言葉に出して言わない。
この関係、状態が崩れたら終わりだから。

カウンセラーから電話がかかってきた。
「先生からの許可が下りてカウンセリング再開になりましたから、
来週の月曜日大丈夫ですか?」

きっといつもの顔で笑いながらそう言ってるのかな。

月曜日会った時、貴方の中に私、居ないね。
絶対に居ないね。

私の主治医は心療内科の部長。つまりこの病院の中では院長の次くらいに偉い(うちの病院は総合病院だけど心療内科が大部分を占めてる)からおそろしく忙しい。
摂食障害みたいな病気が専門らしく、私はずっとその先生に診てもらってきた。

でも実際診察してみたらコレだ。

「ふぃさんとりあえず落ち着いて」

そしてカウンセリングを再開すること、最小限の薬を1週間分出すこと(ODの危険性を伴う為)を事務的に話した。
多分私の話を聞いている暇はないんだろう。彼は大分忙しい。
だからカウンセリング再開を余儀なくされたんだろう。

カウンセラーの中に私は居ないのに。

私にはもうそれがわかってしまった。だからあの人の前で、沢山の事を話したり打ち明けたりするのには無理がある。
「自傷行為をしたらカウンセリング中止」
これは私とカウンセラーの間で交わした約束だった。
私はそれでよかった。

私はカウンセラーを捨てたかった。

一度捨てたら戻ってこないから、もう完全に捨てたかった。

それなのに彼女、「待ってますから」とか言った。

捨てて。私を捨てて。

みんな優しくする。でも捨てるのに。どうせ捨てるのに優しくしないで。

Nさん。ねぇ、あなたも私を捨てるんでしょ?


みんなお母さんといっしょだよ。

誰も私を満たしてくれない。


慢性的欲求不満。

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