傷は治せません

※一部自虐を含みます
　駄目な方、不快感を持たれる方は
　御覧にならないで下さい



















mixi日記にも書いたけど

傷、治らないんだって
形成外科で

「形成外科では治せません」
「治療法がありません」
「傷の数が多すぎます」

他、何言ったかは全く覚えてませんwww



治せませんって言われた時
不覚にも涙がドロドロ出てきた

母が医者に質問したりしていた
医者は何か説明していた
看護婦が驚いてティッシュをくれた


外へ出た
携帯を手にとってみた



でも誰に言えば良い？



始めに浮かんだのははるただ
でも同病の人にこんなメールを送る訳にはいかないし
それで苦しめてしまったら最悪
朝鳥やいさなさんも、やめておこうと思った

次にOが浮かんだ
でも今日はYの誕生日
二人で楽しく過ごしているのに
こんなメール送ったら最悪だ



母には、何も言えそうになかった

外で煙草を吸っていたら
「あんた煙草ばっかり吸ってんじゃないわよ」
と言われて終了した

車の中でもドロドロ泣いていた
母が紹介状のコピーをもらってきた
医者の言葉にまた泣いた

母は桜でも見に行こうかとか
どっか行こうかとか言ってくれたけれど
私は帰って眠りたかった
もう腕をめくって「無理です」と言われたくなかった

結局いつもの心療内科へ行った
混んでいた
仲良しのべっぴん看護婦さんがいた

「あれ？ふぃさんどうしたの？？」


号泣した
しゃくりあげて、声を上げて泣いた
そこには他の患者さんも沢山居て、皆見ているだろうと思った
ただでさえ私は少し派手なので歩くだけで他の患者に見られるのに

でも私は号泣したかった
誰かの前でうわぁって泣いて
ドロドロが全部出ちゃえば良いと思った
誰も私の言葉を遮らないで
否定しないで聞いて欲しかった


腕の傷が治らない
半袖がずっと着られない
赤みが引いてもぼこぼこした腕

ずっと病人の証
ずっと後悔する印
ずっと夢を邪魔する壁
ずっと私を否定し続ける生


苦しいとか悲しいとか
そんな言葉で表せれる感情じゃない

ただ後悔

馬鹿だった
愚かだった
でも必要だった
生きる為にその行為はとてつもなく必要だった

しかしそれすら後悔した

真っ向から病気を否定した
自分の人生全部否定した

否定したことすら後悔した

後悔後悔後悔後悔



後悔と欲求ばかりが涙の中に混じって出てきた
しかしながらそれは顔を伝って身体に戻ってくる
出て行くのは水分ばかりだ

母が後から入ってきて看護婦さんに説明する
すると良いタイミングで主治医登場
また母が説明

医者は
ダメな所はダメだから他の所を当たるようにこの前言ったでしょうと言った
今日行ったところはクリニックレベルなので
次は大学病院か大きな病院に行くように勧められた


わかっていたつもりだった
でも
「形成外科では治す手段がありません」
と言われたらもう駄目だと思うでしょう？
大学病院なら・・とか言わなかったもん

手術もあるらしい
けれどもぐちゃぐちゃになってしまうらしいのだ、腕が
リストカットの治療は保険が利かない
多額の金をかけて手術することは躊躇われた

母は月曜に大きな病院へ行こうと行った
でも私はもう行きたくない
「無理です」と言われることがどれだけ恐ろしいか

それに月曜は店長の送別会
絶対に笑って送り出したい



帰ってすぐ寝た
言葉を発する気にもならなかった

しかし悲しくても腹は減る
起きたらびっくりするくらいお腹がすいていて
カレーパンとミニあんぱんを1個ずつ、食パンを半枚、
昆布の煮物とご飯5口、鯖の竜田揚げを2切れ、煎餅を6〜7枚食べた
過食ではあったけれどヤケ食いだと思って食べた
そうした案外すっきりした
でも母には殴られた

部屋に戻って煙草を吸おうかと思ったら
ベランダには洗濯物が沢山干してあった
この前妹の部屋の窓から身体を乗り出して吸ったら
母に恐ろしく怒られた
煙草が吸えない・・・・

座ったら母が祖母を怒鳴りつけてまた口論していた
慣れてはいるけれど抑うつ状態の時は厳しい
声を遮るようにしてまた寝た

ドンと押されて目が覚めた
洗濯物を取り込みにきた母に蹴られたらしい

落ち込むなみたいな事を言うので
「構わないで。放っておいて」と言ったら逆キレされた
5回くらい蹴られた。毎度の事だ
部屋をかたせとか洋服の金はどこから出てると思ってるんだとか言われた
自分の給料だよと言ってやりたかった

ウメの面倒をみていない事は確かだった
最近色々楽しいけれど寝不足がたたって疲れていた
ウメが欲しいと言ったのは私なのに・・・
母親失格だなと思った
もう3日連続くらいで世話をさぼっている
母と妹が春休みで本当に良かった





疲れた
物欲だけが私を満たす
オークションばかり見ている
高い金だしてリキッドのファンデーションとマスカラを買った
インウイのハイライトが欲しかったのに
寝てしまっていて起きれなかった
また浪費の日々が始まるんだろうか

携帯が鳴る
メールが沢山くるけれど全部オークションのメール
Yに誕生日メールを送ったのに返信はない



母に蹴られ、常に存在を否定される
「アバズレ」
これが私を示す言葉だ

確かに母は私を愛してくれているとは思う
病院にも来てくれるし、迎えを頼むと来てくれる
でもそれが「義務化」しているようにも見える
あの人は何の為に私の病気を治したいと思っているのだろうか
自分が楽したいからだとしか思えない

愛情や優しさをきちんと示してくれる言葉が好きだ
遠まわしの何とかとかは嫌いだ
愛情表現に不器用な人を悪く言う訳ではないけれど
自分はそれに満足できないだろう

母は感情表現に不器用だ
それは医者もカウンセラーにも言われている
自分もわかっている
しかし駄目だ


私は母に嫌われている・憎まれていると思っているので
ずっと母が嫌いだ

今も、昔もこの先も
絶対に変わることはないだろう

昔母に抱きしめられても気持ちが悪くて仕方なかった
「明日はまた怒られる」
そう思うとこの腕から逃げたくなった
明日はこれで私を殴るのだ


いつだって恐ろしくて仕方がない
他人に否定される事、怒られる事、無視される事

だからNさんにも言えない
あの人に否定されたら正直うまく生きていける自信がない
きっと店を辞めてしまうだろうから
店を辞めたらまたヒキコモリだ

友達も、大好きで大事なのに
正直私の目を見ていないような気さえする
気持ち悪いのだ、私が

ガリガリに痩せていたかと思うと恐ろしく太って
売春売春水商売で身体は汚いし
楽器をやっている人たちには信じられないくらい煙草を吸うし



母に怒られると全宇宙に否定されている気にすらなる
馬鹿としか言いようがないけれど
あの人のヒステリーは日常茶飯なのに

どうやったら母を信じられるのか
どうやったら母の愛を受け入れられるのか

考えるだけで吐き気がする
分かり合いたくないのか、お互いに
私達はお互いの感情が全く理解できない
父の方が何倍も易しい


もう疲れた
家に居る方が店に居るよりも全然疲れる
また眠りたい