投げ出された足

2005年7月27日 日常
今日も別にいつもと変わらない一日。

朝寝て
昼起きて
昼飯(冷やしラーメン)食べて
また寝て
夕方起きて
夕飯(サバ味噌煮)食べて
友達とメールして
他の友達から電話来て
テレビ見て
弟とドラゴンボールGT見て
(弟が学校の友達にコピしたDVD借りたらしい)
今に至る。

一日何もしていないわけですが
どうやら気持ちが前向きにもててきたような気がする。

今日の福祉というNHK教育でやってる番組で
強迫性神経症やってて見た。
ゲストは強迫性神経症モチの作家さんで
彼は「完全に治ることを期待しない」と言っていた。

その言葉
「期待しない」
恐ろしいほどの開放感。

時がくるのを待つ
期待しない
流れに逆らわない

いつか絶対に行動を起こせる時が来る

治ることを想像するから辛い。
摂食障害になってまだたかが3年。
鬱も1年くらい。
ボダなんて1年もたってない。

まだ19(20?)
たかが3年摂食障害に捕られてしまっただけ。
その3年のために
私はこの先何十年を捨てようとした。

すんごい愚か
すんごい馬鹿

病気が治らないと生きていけないの?
命に別状のある病気じゃない
(ある意味命と隣り合わせですが)

健常で生き続けなくたっていい。
私は病気の間に、
ヒキコモリの間に、
何かを見つけ何かを得る。

毎日寝続けていることも決して無駄ではない。
眠りたいなら眠り続ければいい。

摂食障害・鬱・ボダ・パニック・過呼吸・援助・万引き・ひきこもり
汚れきっている。
でもその汚物をしょって生きてたっていい。
それを全部綺麗に固めて土台にしてしまう。
私の経験した全ては無駄じゃない。

いつか花は開くだろう。

ようするに私は子供なんだ。
ACというものに属するかはわからない。
でも私はまだ童心を抱いて生きてる。
興奮し、泣きじゃくり、暴れ、嫉妬し、独占する。
急激に退行するときがある。
その「私」を解き放ってやらないと。
いつまでも成長させないでおいておくわけにはいかない。

ゼロになったと思えばいい。
私はここからやり直す。
年単位かかったっていい。
もう少し引きこもってたっていい。
正直引きこもってよかった。
あのままだったらボダは悪化の一方を辿ってたと思う。

そして私は今日こんな偉そうなことを書きながら
またうじうじ落ち込んで、
いかにもメンヘルな日記を書くだろう。
夜中はいつも寂しさと独占欲が疼く。
決意しておきながらその思いは長く続かない。
いつだって。

でもそれが私だから仕方ない。
落ち込んで、また起き上がって、それを繰り返して
ちょっとずつよくなってけばいい。

友達から連絡があって
明後日コンクールを見に行くことになった。
母はちょっと心配してたけど大丈夫。
コンクールの後感傷的になるのはいつものことだ。
それよりも友達と会いたい。
後輩達(といってもわかる子2人しかいない・・)の演奏聴きたい。
前に進んでみないと。

振り返ると私はいつも同じことを書いていることがわかる。
日記の内容はいつも似ている。
「少しずつ前に進む」とか。
でも実際進めてないんじゃないかと思う。

なーんにも変わってない毎日。
でもその変化のなさぶりが、進歩なんじゃないかと思う。

だって引きこもってて毎日色んなことがある方がおかしい。
感情のゆれ幅が少しずつ狭まっている。
少しずつ、穏やかさを取り戻してる。
目に見えないところで進歩してるっていいもんだ(?)

何も変わらない
穏やか
以前はこれに不満を抱いてた。

「私は忙しくなければいけない。
 私は笑っていなければいけない。
 私は動いていなければいけない。」

私は休むことに罪悪感を感じていた。
最近この罪悪感もない。

寝ててもいい。
何もしなくていい。
カロリー消費なんて考えなくていい。
ぼーっとしてていい。
好きなことしてていい。

ある意味ヒキだからの特権だけれど
人間の根源ってこんなんだと思う。
誰だって休みたいし、ゆっくりしたい。
私はそれを否定し続けていた。
だから体がオーバーヒートを起こした。

見つけたところで、
気付いたところで、
何も変わらないかもしれない。
でも私の中身は少しずつ変わってきている。

いつか一人の、人間になりたい。

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