おん・ざ・ねこ

今日父と母と祖母が潮来に行ってきた。
お土産の納豆煎餅がうまかったとかそれはおいておいて。

祖母は花嫁が川を下るという祭りのイベントを
ふぃに見せたいと言って泣いていたらしい(笑い話風に言われてよかった
花嫁になれそうにない孫でごめんね。
妹も顔は可愛いんだけど
「高校でたら姉ちゃんと二人暮らしする」
とか言ってるから嫁になれるのか怪しいものだ。
まぁ大学生の従姉妹が一番先だろう。
うちの兄弟と東京の従姉妹は相当結婚が遅そうな感じがする。

弟と家に二人で
猫を含めて三人で
ぐうぐう寝ていた。
私達は飯を食うために起き、
猫は外へ行きたいとも言わなかった。
私は昼から酒を飲み
弟に飯の支度をしてやってからまた寝た。
私は大したものを食べず、お菓子をちょこちょこつまんでいた。
それでもなんだか鬱々していてベットで猫とごろごろしていた。
ちなみに猫はベットの上段に、私は下段に住んでいる。

起きてみると身体は私のものではないような動きをした。
足がひくりとも動かない。
鬱、というよりは身体からすこんと何か抜けてしまった感じ。

今ひざの上で猫がすりすりしている。重い。

何かに逃避することが出来ない状態のとき、
私は大抵夢の世界へ向かうことを試みる。
でもなかなか上手くいかない。
自分の中で作り上げた妄想の世界は、
やっぱり作り物でしかなくて
話を作るのが上手くない私の妄想は
よくわからない展開で終わる。
あぁ、猫をシャンプーしてやりたい。

ここ最近、喋らなくなった。
完全に鬱状態だと思われます。
今日とか、妹と少し、祖母と少し喋ったくらいで
あとは「うん」とか「はい」とかそんくらい。
猫に「おい」とか言ってる回数の方が多いと思われる。
妹にブリーチの16巻を買ってきてもらった。
早く新刊が出ないかな。

毎日何もなく終わる。
私の毎日は何のためにあるんだろう。
猫に生まれたかった。
そうすれば笑うことも泣くことも知らずに済んだ。

妹が先日、国語の教科書で感動した話があると言っていて
話を聞くとそれは私もとても好きだった話と同じであることがわかった。
「素顔同盟」という、みんな仮面をつけている話だ。
みんな同じだったら何も苦しまない。
みんな同じ顔で同じ体型だったらこんなに苦しまなくて済んだのに。
こんな話に感動する妹も、ちょっと危ないんじゃないかと思った。
私の場合、感動というか憧れなんだけれども。

そろそろ猫が構ってほしそうなので終了。