まるで自分は酔った思想家のようにぐだぐだと話すなと想う。
ようするに私は自分の感情をざらっと曝け出したいそれだけのこと。

私は万人に見られることを望んだ。
どんな時も私は明るく、悲しく、高い存在でなければいけなかった。いやいられなかった。
せめて思想だけでも。私の想いを誰か汲んでくれたらと。

Nという男についてだけでも私は2時間近く話せるだろう。
以前友達と飲んだ時「30分は彼の話が出来る」と言ったら止めてくれと言われた。
私は全て話さなければ物事を消化出来ない。話さなくてもいい。
言葉や文字にしないといけない。
起こり得る全てのことが完全に私の容量を超えているんだ。

話をNに戻してみる。私は彼に、もう沢山の事を求めるのをやめようと思う。必然だ。
彼は私と同類だった。同じ種類のものを救おうとして、自分が耐え切れなくなって潰れていく。
私にも似た経験がある。これを自滅というのだろうか。
ただ私はもうN以上に依存出来る相手はいない。
きっと近いうちにまたリストカットは再発するだろう。必要となる。
それ以上のものが私にはない。

入院してわかったのは、要するに成長するしかないということ。
私は成長を拒んでいる。そして退院した今も拒んでいる。
私を止める存在は居ない。例えば弟が必死に泣いても私を止められない。
それ以上の虚無があるから。
誰も私を満たさない。

抗鬱剤を多く投与されている今は落ち着けるだろう。
でも仕事が始まったらこの量では足りない。
主治医は薬を止めさせることに必死だ。私は薬がほしいのに。
婦人科の問題なんてどうでもいい。私の元に生まれる子供なんて不幸なだけだ。

私は別に死にたいわけじゃない。消えればいいとは思っているけど。
鬱ではないと思う。元来こういう脳構造なんだ。
リストカットをしても、正直誰の迷惑にもならない。胃洗浄も要らない。
過食費もかからない。だったらこっちの方がよくってよ?
と思ってまた母を悲しませる。あぁ。母と離れて暮らしたい。
母を苦しめるのはもう嫌だ。まるで昔の腹いせのよう。

例えばあの日、Nの態度がいつもと変わらず、私の頭を撫でてくれていたらどうなっていた?
きっと私はこうなってはいなかったはずだ。
満たされないあたしは、一生満たされないのではないかということを悟る。
Nという稀有な存在にまで見放され誰にも受け入れられず、生涯一人だろうと思った。
もうそれでも一向に構わない気すらしている自分。

食べ物は私を満たすの?

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