風が強いと悲しくなって、外に出る気すら萎える。
過食をしてもパソコンをいじっていても何にもならなくて
例えば運動していても食事制限をしていても何にもならなくて。
私の中には突き上げてくる衝動のようなものしかない。
突き上げて突き上げて、とても不快感に襲われる。
私は自分を処女だと思っている。
顔しか知らない人間に抱かれた記憶などとおに浄化してしまった。
私には愛のないセックスの経験しかない。
それともセックスには愛がないのか。私は知らない。
知らなければよかった。何も。感情という感情が
今日の風に乗って遠くへいっちゃえばよかったのに。
エゴを押し付けて、あぁ、外見も中身も汚い自分。汚物。
私はいつからこんなに貪欲なのか。
幼い頃、私は何もなくても耐えられたのに今はそうもいかない。
知ってしまったから?
周りが知っていたから、私も知らなければと思った。
友達は愛を知っていた。誰かを愛し、愛されていた。
それがたかが子供の、「夫婦ごっこ」だったとしてもだ。
ただの妬み。嫉妬。手を伸ばせば私にも手に入ると思った。
届かない。多分永遠に。
私は殻の中に居る。
愛も何も。突き抜けてやってこない。
セックスをしている時、心はどこか遠くへ居た。母のところ。
気付く。私は保護してほしいのだと。
ただ満たして欲しいと。子供のように。19にもなって。
あたしは孤独だった。ある面で。友達は居たけれど。
だから常に寂しさを感じていたわけではないけれど。
出会うまで孤独だった。
孤独だったと。
例えばどんなに悲しくても涙はもう流れなくなっている(弟や妹の訴えを除いては)
悲しみの味を、身体が覚えたから。
大量の食べ物。大量の薬。刃物。
誰が助けてくれるの?居ないとわかっていても求め続ける。
私が手を離せば崖から落下するだろう。
食い縛れるのは母のため。父のため。弟妹祖母のため。友達のため。
もはや生きる理由に自分は当わない。
あぁ。いつから私はこんな女になっていたのか。
献身的過ぎる。誰も望んではいないのに。
人は私を、悲しい人間だと想うだろうか。想い給え。
けれど私はそんな軽んじられて意見したり笑顔を返すことなど出来ないだろう。
昔の思想家でも意志を持たない愛玩具のような娼婦でもないから。
私は常に受身なんだ。マゾヒストなんだ。
いえ、別段快楽を得ているわけではないけれど。
ただ献身的で受身で主張のない玩具的存在なのだと。
玩具だ。だから同類で、丁寧に扱う人間を好む。
彼は絶対的な玩具だった。それはそれはガラス細工のような。
でもそのガラス細工は透明ではなかった。
私は「あたし」のままなので一生玩具である気もした。
それは仕方のないことだと感じる。私は強くなれない。
誰かに依存し、寄生し、よく言えば頼るというのかもしれないけれど。
母の子宮の中からやり直せたら。
あぁ。それならという嘘。
過食をしてもパソコンをいじっていても何にもならなくて
例えば運動していても食事制限をしていても何にもならなくて。
私の中には突き上げてくる衝動のようなものしかない。
突き上げて突き上げて、とても不快感に襲われる。
私は自分を処女だと思っている。
顔しか知らない人間に抱かれた記憶などとおに浄化してしまった。
私には愛のないセックスの経験しかない。
それともセックスには愛がないのか。私は知らない。
知らなければよかった。何も。感情という感情が
今日の風に乗って遠くへいっちゃえばよかったのに。
エゴを押し付けて、あぁ、外見も中身も汚い自分。汚物。
私はいつからこんなに貪欲なのか。
幼い頃、私は何もなくても耐えられたのに今はそうもいかない。
知ってしまったから?
周りが知っていたから、私も知らなければと思った。
友達は愛を知っていた。誰かを愛し、愛されていた。
それがたかが子供の、「夫婦ごっこ」だったとしてもだ。
ただの妬み。嫉妬。手を伸ばせば私にも手に入ると思った。
届かない。多分永遠に。
私は殻の中に居る。
愛も何も。突き抜けてやってこない。
セックスをしている時、心はどこか遠くへ居た。母のところ。
気付く。私は保護してほしいのだと。
ただ満たして欲しいと。子供のように。19にもなって。
あたしは孤独だった。ある面で。友達は居たけれど。
だから常に寂しさを感じていたわけではないけれど。
出会うまで孤独だった。
孤独だったと。
例えばどんなに悲しくても涙はもう流れなくなっている(弟や妹の訴えを除いては)
悲しみの味を、身体が覚えたから。
大量の食べ物。大量の薬。刃物。
誰が助けてくれるの?居ないとわかっていても求め続ける。
私が手を離せば崖から落下するだろう。
食い縛れるのは母のため。父のため。弟妹祖母のため。友達のため。
もはや生きる理由に自分は当わない。
あぁ。いつから私はこんな女になっていたのか。
献身的過ぎる。誰も望んではいないのに。
人は私を、悲しい人間だと想うだろうか。想い給え。
けれど私はそんな軽んじられて意見したり笑顔を返すことなど出来ないだろう。
昔の思想家でも意志を持たない愛玩具のような娼婦でもないから。
私は常に受身なんだ。マゾヒストなんだ。
いえ、別段快楽を得ているわけではないけれど。
ただ献身的で受身で主張のない玩具的存在なのだと。
玩具だ。だから同類で、丁寧に扱う人間を好む。
彼は絶対的な玩具だった。それはそれはガラス細工のような。
でもそのガラス細工は透明ではなかった。
私は「あたし」のままなので一生玩具である気もした。
それは仕方のないことだと感じる。私は強くなれない。
誰かに依存し、寄生し、よく言えば頼るというのかもしれないけれど。
母の子宮の中からやり直せたら。
あぁ。それならという嘘。
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