冷たくするなら最初から。優しくするなら最後まで。
2005年2月17日 バイト
1日働けました。頑張ったかもね、自分。
途中でキタけど。でも泣きもせず、逃げもせず、私はひたすら見捨てられ不安の中を悶々と彷徨ってた。
Nさんが私を見捨てるという不安は日々募っていく。
募っていくなんて綺麗に書くのはやめよう。肥大している。
私達は多分、察しのいいおばちゃん達からしてみたら「男女」だろう。
状況としては「兄妹」だけれども、バイト友達のOとY君の間の「友情」が認知されなかったように
私達も周りにしてみたらちょっと親しい間柄みたいで。
昼ご飯を食べに行く時間、彼は私に休憩に入る事を勧め、彼自身も煙草を吸いに事務所に戻った。
私達は同時に事務所に戻り、同じ銘柄の煙草を吸い、群れから外れて立ち、二人だけで会話をした。
というか、今日の昼食の時間はKさんも一緒だったから気も空気も重くて
ふぃ達とテーブルについている3人とは異質な空気が漂っていた。
Kさん・・というか、もう他の人によく思ってもらおうなんて考えるのはやめた。
無理すぎる。
真っ当な大人は
「しっかり療養して病気を治せ。ここは治療所ではなく仕事場だ。心のケアまでしてやらない。」
と思うだろう。
Kさんはうちの店の中ではある点大人だから、
そういう意見を他の人に話しているだろうことは察しがつく。
そして私とNさんがほとんど一緒に行動しているのを見て一番不快なのはKさんだろうと思う。
私達は大人ではなかった。
未婚であり、親元で暮らし、アルバイトという立場に居る。
また、精神的にも大人になりきれておれず、私達は「子供」の部類に分類される。
私とNさんは、「歳ばかりくった子供」の典型例だ。
別に私達は無駄に喋って一緒に居るわけではない。
寧ろほぼ全部仕事絡みの内容で一緒に居るようなもんだ。
私は知らないことを覚えようと彼の後を追うし、
Nさんは私を心配して(わかるかどうか)やってくる。
微妙な関係。
微妙。
てっぺんに居るみたいに不安定。
私が女として接することはNさんにとって嫌なことだろうと思う。
(昨晩てるてる×少年を読んだ。しの姫はある点で私に似ている)
だから私はこう言うの。
「私Nさん大好きだからいないと何も出来なくて帰っちゃうかも」
「兄離れできなくてすいませんねぇ」
こう言った時、倉庫であるにも関わらずNさんは思わず周りに人が居ないか注意を払った。
(無論大好きなどと言ったから)
私達はしょっちゅうひっついているけれど、それを具体的に言葉に表したことはない。
それは対人関係に恐怖を感じるが故の、臆病な私の、彼の、唯一の手段なのかもしれないと最近感じる。
私は中学高校と、好きな人が出来るとほぼ必ず相手から「言葉」にさせた。
態度は私の方がバレバレだったけど、私は「言葉」によって位置づけることを出来るほど自分に自信がなかったので
決定的な一言は相手から言わせるという最悪の手段をとってきた。
でも今回の場合、相手から言ってもらうことは期待出来そうにない。
どんなに私が頑張ったとしても。
だから私は宙ぶらりんの不安定な状態のまま、悶々と過ごしていくしかない。
私は言葉にするのは怖い。無理だ。だったら行動で示した方が何倍も楽だよ。
Nさんは倉庫で夜、私の「オチた」状態に気付いた。
「どうしたの?大丈夫?」
「キテるの。不安。」
「何の不安?」
「見捨てられ不安。」
「誰に?」
「Nさん」
「俺?俺見捨ててないよ。」
ふぃさんの言う「見捨てる」が何なのかはわかんないけど、と。
俺は見捨ててないよ、と。
私はこの会話中ずっと彼の肩にひっついていた。
この優しさは私を見捨てる。
この男は私を見捨てる。言葉でつながない限り。
わかっていた。そんなことは。
でも出来ない。私にはそんな力どこにもなかった。
きっと今、私の発する言葉が否定され、彼との間に気まずい空気が流れたら私の情緒不安定さは更に波を荒立てるだろう。
私は自分の身を護る。必ず。
だから口からいつも飛び出そうな言葉は絶対に胸に秘めておくの。
帰り、Nさんは隣り駅の私の自宅まで車で送ってくれた。
以前Hさんの旦那さんやKさんに送ってもらったことはあったが
みんな駅までだったし、流石にコレは・・と思い断ったけれど
彼は断固として家まで送ると言い張ったので折れた。
私我慢してるんだけど?
もうこの優しさを手放すことなんか出来やしない。
私もう完全に好きになってしまったのだけど。
途中でキタけど。でも泣きもせず、逃げもせず、私はひたすら見捨てられ不安の中を悶々と彷徨ってた。
Nさんが私を見捨てるという不安は日々募っていく。
募っていくなんて綺麗に書くのはやめよう。肥大している。
私達は多分、察しのいいおばちゃん達からしてみたら「男女」だろう。
状況としては「兄妹」だけれども、バイト友達のOとY君の間の「友情」が認知されなかったように
私達も周りにしてみたらちょっと親しい間柄みたいで。
昼ご飯を食べに行く時間、彼は私に休憩に入る事を勧め、彼自身も煙草を吸いに事務所に戻った。
私達は同時に事務所に戻り、同じ銘柄の煙草を吸い、群れから外れて立ち、二人だけで会話をした。
というか、今日の昼食の時間はKさんも一緒だったから気も空気も重くて
ふぃ達とテーブルについている3人とは異質な空気が漂っていた。
Kさん・・というか、もう他の人によく思ってもらおうなんて考えるのはやめた。
無理すぎる。
真っ当な大人は
「しっかり療養して病気を治せ。ここは治療所ではなく仕事場だ。心のケアまでしてやらない。」
と思うだろう。
Kさんはうちの店の中ではある点大人だから、
そういう意見を他の人に話しているだろうことは察しがつく。
そして私とNさんがほとんど一緒に行動しているのを見て一番不快なのはKさんだろうと思う。
私達は大人ではなかった。
未婚であり、親元で暮らし、アルバイトという立場に居る。
また、精神的にも大人になりきれておれず、私達は「子供」の部類に分類される。
私とNさんは、「歳ばかりくった子供」の典型例だ。
別に私達は無駄に喋って一緒に居るわけではない。
寧ろほぼ全部仕事絡みの内容で一緒に居るようなもんだ。
私は知らないことを覚えようと彼の後を追うし、
Nさんは私を心配して(わかるかどうか)やってくる。
微妙な関係。
微妙。
てっぺんに居るみたいに不安定。
私が女として接することはNさんにとって嫌なことだろうと思う。
(昨晩てるてる×少年を読んだ。しの姫はある点で私に似ている)
だから私はこう言うの。
「私Nさん大好きだからいないと何も出来なくて帰っちゃうかも」
「兄離れできなくてすいませんねぇ」
こう言った時、倉庫であるにも関わらずNさんは思わず周りに人が居ないか注意を払った。
(無論大好きなどと言ったから)
私達はしょっちゅうひっついているけれど、それを具体的に言葉に表したことはない。
それは対人関係に恐怖を感じるが故の、臆病な私の、彼の、唯一の手段なのかもしれないと最近感じる。
私は中学高校と、好きな人が出来るとほぼ必ず相手から「言葉」にさせた。
態度は私の方がバレバレだったけど、私は「言葉」によって位置づけることを出来るほど自分に自信がなかったので
決定的な一言は相手から言わせるという最悪の手段をとってきた。
でも今回の場合、相手から言ってもらうことは期待出来そうにない。
どんなに私が頑張ったとしても。
だから私は宙ぶらりんの不安定な状態のまま、悶々と過ごしていくしかない。
私は言葉にするのは怖い。無理だ。だったら行動で示した方が何倍も楽だよ。
Nさんは倉庫で夜、私の「オチた」状態に気付いた。
「どうしたの?大丈夫?」
「キテるの。不安。」
「何の不安?」
「見捨てられ不安。」
「誰に?」
「Nさん」
「俺?俺見捨ててないよ。」
ふぃさんの言う「見捨てる」が何なのかはわかんないけど、と。
俺は見捨ててないよ、と。
私はこの会話中ずっと彼の肩にひっついていた。
この優しさは私を見捨てる。
この男は私を見捨てる。言葉でつながない限り。
わかっていた。そんなことは。
でも出来ない。私にはそんな力どこにもなかった。
きっと今、私の発する言葉が否定され、彼との間に気まずい空気が流れたら私の情緒不安定さは更に波を荒立てるだろう。
私は自分の身を護る。必ず。
だから口からいつも飛び出そうな言葉は絶対に胸に秘めておくの。
帰り、Nさんは隣り駅の私の自宅まで車で送ってくれた。
以前Hさんの旦那さんやKさんに送ってもらったことはあったが
みんな駅までだったし、流石にコレは・・と思い断ったけれど
彼は断固として家まで送ると言い張ったので折れた。
私我慢してるんだけど?
もうこの優しさを手放すことなんか出来やしない。
私もう完全に好きになってしまったのだけど。
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